のうげの穴

脳神経外科で働くあなたの為にブログを書きます!
医師、看護師、コメディカルの方の少しでもお役に立てられたら幸いです。

急性硬膜下血腫(きゅうせいこうまくかけっしゅ)

・どんな病気?

 強い頭部の外傷によって、硬膜と脳の間に出血を起こして、血液がたまったもの。出血の近くや、反対側の脳組織が損傷する脳挫傷を伴った例が多くみられる。


・どんな症状?

 出血により頭蓋内圧が高まる

 出血量が少ない-頭痛や嘔吐
 出血量が多い-意識障害、瞳孔不同、部位により麻痺、失語、けいれんを起こす

 
・なんで症状がおこるの?

 出血により硬膜外に血液が溜まり、その溜まった血液が脳を圧迫して頭蓋骨内部の圧力を上げるから。


・どんな治療をするの?

 意識状態がよい-血圧を下げたり、圧力軽減の点滴の治療。
 意識状態が悪い-手術。

 手術の流れ ①全身麻酔②血腫部分の皮膚切開③頭蓋骨を取はずす④硬膜切開⑤血腫除去⑥出血してる血管の止血⑦脳の腫れが強い場合が多いため頭蓋骨を戻さず皮膚縫合⑧OPE終了


~関連~(以下の事も今後記事に書いていきます)
 ・開頭血腫除去術
 ・開頭外減圧術
 ・脳浮腫治療薬


【余談】

 英語で言うとAcute  hematomaといいます。
 うちの病院スタッフは「ズブドラ」と略して言っています。

急性硬膜外血腫(きゅうせいこうまくがいけっしゅ)

・どんな病気?

 強い頭部の外傷によって、硬膜と頭蓋骨の間に出血を起こして、血液がたまったもの。出血の近くに、頭蓋骨骨折を伴うことが多い。


・どんな症状?

 出血量が少ない-頭痛や嘔吐
 出血量が多い-意識状態が悪くなったり、麻痺やけいれんを起こす

 外傷直後だと意識障害がみられず、経過中に悪化することも・・・


・なんで症状がおこるの?

 出血により硬膜外に血液が溜まり、その溜まった血液が脳を圧迫して頭蓋骨内部の圧力を上げるから。


・どんな治療をするの?

 意識状態がよい-血圧を下げたり、圧迫軽減の点滴の治療。
 意識状態が悪い-手術。

 手術の流れ  ①全身麻酔②血腫部分の皮膚切開③頭蓋骨を取はずす④血腫除去⑤出血してる血管の止血⑥頭蓋骨再度固定⑦皮膚縫合⑧OPE終了


~関連~(以下の事も今後記事に書いていきます)
 ・開頭血腫除去術
 ・開頭外減圧術
 ・脳浮腫治療薬


【余談】

 英語で言うとAcute epidural hematomaといいます。
 うちの病院スタッフは「エピドラ」と略して言っています。


のうげの穴

はじめまして

ココでは脳神経外科に携わるドクターやナース、コメディカルの方たちに向けて記事を書いています。
少しでも脳神経外科で働く皆さんの役に立てたら幸いです。

「わかりづらい事をわかりやすく説明をモットーに頑張っていきます」
(自分がよくわかっていないこともあるので(^^ゞ)

ご指導、ご指摘、いただけると非常にうれしいです。
おすすめの本
★今の私の一押し!★







これから脳外科で働く方には大変役にたちますよ!

★今の私のお気に入り本★



勝手にレビュー ★★★★★

私が脳外科で働くようになり、色々と本を買いあさったんですが一番のオススメがこれです。説明が非常にわかりやすく、患者に説明する時の最低限の知識と医療従事者(ナース)としての必要な知識と別れて書かれているので、より広い知識を細かく知ることができます。購入してから一年経ちますが、今でも私の必需本です。良書です。
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