脳外科で良く使う略語(りゃくご)看護・医療用語集

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脳外科で良く使う略語をまとめています。

脳外科で使う略語ナンバー1ブログを 目指して日々頑張っています!

不備な点もあると思いますが、どうか温かい心でよろしくお願いします!

 

脳外科で良く使う略語(りゃくご)

 

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A

ABCD2スコア TIAの中で特に脳梗塞に移行する危険性の高い患者を選ぶのに使う
詳しくはコチラ→

ACA   前大脳動脈
詳しくはコチラ→

Acom 前交通動脈「エーコム」といいます。脳動脈瘤の好発部位。
詳しくはコチラ→

AchA   前脈絡叢動脈(ぜんみゃくらくそうどうみゃく)。「アンコロ」とかいいます。

ACT   活性化全凝固時間。アンギオ検査中に良く聞く用語です。

ACTH   副腎皮質刺激ホルモン

AD     アルツハイマー病
詳しくはコチラ→

ADC 見かけの拡散係数。MRI用語でDWIとセットで脳梗塞があるか判断します。

ADH   抗利尿ホルモン

ADL (Activities of Daily Living)の略で、「日常生活動作」

AED 抗てんかん薬

AEDH 急性硬膜外血腫「エピドラ」といいます。

Af 心房細動「エーエフ」 atrial fibrillation の略です。

AICA 前下小脳動脈「アイカ」といいます。

ALS   筋萎縮性側索硬化症

AN 動脈瘤「アニュリズムまたはアニャリズム」の略語です

ANS 自律神経系

AO   大動脈 アオルタって略さず言う場合が多いかな

ASA 全脊髄動脈

ASDH 急性硬膜下血腫 アキュートのズブドラって言っています。またはサブドラ

AT 聴神経腫瘍

AtoA 動脈原性脳塞栓症「エートゥーエー」って言います。
詳しくはこちら→

AVF 動静脈ろう

AVM 動静脈奇形
詳しくはこちら→

 

B

BA 脳底動脈

BA 脳膿瘍 「アブセス」ってよんだりします。

Ba 尿道カテーテル バルーンってよんでいます。

BBB   血液脳関門

BC 脳挫傷 コンテュージョンと呼びます。

BOT バルーン塞栓試験

BIH 良性頭蓋内圧亢進症

BP 血圧(BPはbloodpressureの英語略で、他にもドイツ語でBDなどといったりします。意味は同じ)

BPAS ビーパスっていいます。脳底動脈の、かい離を調べるMRI検査の一つ。

BPPV 良性発作性頭位めまい

BS  血糖値

BSI 血流感染症

BT   脳腫瘍

C

CA   脳卒中

CAS 頚動脈ステント留置術 「キャス」とかっていいます。
詳しくはこちら→

CAG 頚動脈造影

CBF 脳血流量

CBV 脳血液量

CCA 総頚動脈

CCF    内頸動脈ー海面静脈洞瘻

CCD 脳槽ドレナージ

CEA 頚動脈内膜剥離術

CHADS2スコア 心房細動のPtにおける脳梗塞発症リスクの評価の指標

CI 脳梗塞 セレブラル インファークションってよんでます。

CP 頭蓋咽頭腫 「クラニオ」っていいます

CPA 心停止。心肺機能停止

CP angle   小脳橋角部

CPP 脳灌流圧

CPR   心肺蘇生法

CSDH 慢性硬膜下血腫「ズブドラ」とかいわれると思います。
詳しくはこちら→

CSF 脳脊髄液

CT   コンピュータ断層撮影

CTA コンピュータ断層【動脈】撮影
詳しくはこちら→

CTV コンピュータ断層【静脈】撮影

CVA   脳血管障害

CVD   脳血管疾患

CVD 脳室ドレナージ

D

DA びまん性性細胞腫 アストロって呼びます

DAI びまん性軸索損傷

DAT アルツハイマー型認知症

DBS   深部脳刺激療法

DI   尿崩症

DIC   汎発性血管内凝固症候群

DIND 遅発性虚血性神経脱落症状

DIV 点滴静注。

DM 糖尿病

DNR 心肺蘇生を行わないこと

DSA デジタルの血管造影

Dissection ダイセクション 動脈などのかい離をいいます。略してダイセクなどと言ったりします。

DTI 深部損傷褥瘡

DVT 深部静脈血栓症

DWI 拡散強調画像。ディフュージョンっていいます。

E

ECA 外頚動脈

EDH   硬膜外血腫

EEG 脳波

EMU 長時間ビデオ脳波モニタリングユニット

EOM   外眼筋運動

EPI てんかん 「エピ」ってよびます。

F

FA 大腿動脈 「へモラール」という先生もいます。

Fa 家族。Fa面会とかっていいます。

FIM 機能的自立度評価

FS   顔面痙攣

F/U フォローアップの略。経過観察などで使う。

G

GBM 神経膠芽腫 「グリブラ」っていいます。

GCS   グラスゴー・コーマ・スケール。意識評価のツール

GF 握力。GP って言う人もいます。

GH   成長ホルモン

GP 握力。GFって言う人もいます。

GCS Glasgow Coma Scaleの略で開眼機能(E)、言語機能(V)、運動機能(M)の3要素に分けて意識障害を指標化しています。ジーシーエスっていいます。

H

HC 水頭症 ハイドロっていいます

HI   頭部外傷

HICH 高血圧性脳出血

HIA 高吸収域 MRIの画像の時たまにカルテに書いてあります。白い部分です
詳しくはこちら→

HR 心拍。健常者であれば脈拍数とほぼ一致する。正常値は60~80回/分。

Hr 尿。ハルンといいます。

I

IA   脳動脈瘤

IADL 手段的日常生活動作

ICA 内頚動脈 たまにAを省いてICと書く医師がいる。

ICH 脳内出血 カルテによく出てきます。

ICO 内頚動脈閉塞症

IC-PC 内頚動脈-後交通動脈分岐部

ICP 頭蓋内圧

IH   脳内血腫

IICP   頭蓋内圧亢進

IMA 顎動脈

ITT   インスリン負荷テスト

IV 静注。主にワンショット。

IVH   脳室内出血

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J

JCS ジャパン・コーマ・スケール。意識レベルを表す指標 JCS清明などいいます

K

KT 体温

L

L 腰椎

LIA  低吸収域

LHRH   黄体形成ホルモン放出ホルモン

LP   腰椎穿刺

LSA レンズ核線条体動脈(穿通枝)

M

MB 髄芽腫 メデュロっていいます

MCA 中大脳動脈

MCH   緊張性頭痛

MMA 中硬膜動脈

MMT   徒手筋力検査

MRA MRIでやる動脈の血管造影 。造影剤は使わないのがポイントですね

MRI   磁気共鳴画像

MRV MRIでやる静脈の血管造影。やっぱり造影剤は使いません

MS   多発性硬化症

MT  マーゲンチューブ。Mはドイツ語で胃、チューブは英語で管を足して作られた言葉です。

MVD 微小血管減圧術

N

NC ナースコール。「NCあり」「NC押せる」などと書きます。

NIHSS 脳卒中神経学的重症度の評価スケール

NOAC 薬剤。ワルファリンに代わる内服薬

NPH 正常圧水頭症

NRS 「患者が感じている痛み」を数字で評価する指標。

O

OA 後頭動脈

OD 乏突起膠腫 「オリゴ」っていいます。

OphA 眼動脈

OPLL   後縦靭帯骨化症

OT 作業療法士

P

PA 橋動脈

PA 下垂体腺腫 「アデノ―マ」ってよんだりします。

PCA 後大脳動脈

PCNSL 中枢神経原発悪性リンパ腫

Pcom 後交通動脈

PD   パーキンソン病

PET ポジトロン断層撮影

PICA 後下小脳動脈

PNET   未分化神経外胚葉性腫瘍

PSP   進行性核上性麻痺

PT 理学療法士

PTA 経皮的血管形成術

PVL   脳室周囲低吸収域

R

RCVS 可逆性脳血管攣縮症候群

REZ  顔面神経根部 この部分の刺激で、顔面痙攣となる。

RF   網様体

RIND   可逆性虚血性神経症状

rt-PA 血栓溶解療法

RSST 反復唾液嚥下テスト

RT  放射線技師

ROM訓練 関節可動域訓練

S  

S   仙椎

SAH クモ膜下出血 「ザー」とか、いいます。 私の施設では、「ズバラ」とか、いいます 。

SAS   くも膜下腔

SCA 上小脳動脈

SCU 脳卒中ケアユニット

SDH   硬膜下血腫

SIADH 抗利尿ホルモン過剰分泌症候群

SN   黒質

SPD 腰椎持続ドレナージ スパドレっていいます。

SPMA   脊髄性進行性筋萎縮症

SpO2 経皮的動脈血酸素飽和度。動脈血中のヘモグロビンが酸素とどのくらい結合しているかをパーセントで表示したものである

SRS 定位的放射線治療

SS S状静脈洞

SSS 上矢状洞 大脳鎌の上縁を流れる静脈です。

ST 言語療法士

STA 浅側頭動脈

SU 脳卒中専門病棟

SVC 上大静脈

T

T   胸椎

TCD 経頭蓋ドップラー

TIA 一過性脳虚血発作(そのままティーアイエーっていいます)

TMZ テモゾロミド 抗悪性腫瘍薬でテモっていいます。

t-PA   組織性プラスミノーゲン活性化因子

TRH   甲状腺刺激ホルモン分泌ホルモン

TSH   甲状腺刺激ホルモン

TSS 頚蝶骨洞手術

Tx   treatmentの略で治療。xは略語だよって意味で、直接関係してないです。

U

USN 半側空間無視

UTI 尿路感染症

V

VaD 脳血管性認知症

VA 椎骨動脈

VAG 椎骨動脈造影

VBI 椎骨脳底動脈循環不全

VA-shunt   脳室心房シャント

VP-shunt    脳室腹腔シャント

まとめ

探していた略語(りゃくご)はありましたか?

もしよかったら気軽にメールしていただければ嬉しいです!励みになります!!

更に略語を極めたい方はこちらからどうぞ!!!

過去記事

動脈血管だけの略語(りゃくご)はこちらから→

静脈血管だけの略語(りゃくご)はこちらから→

 

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AVMとは?AVMって何?医療・看護

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脳動静脈奇形 (AVM)

Arteriovenous Malformationの略語です。

どのような病気か?

脳動静脈奇形(AVM)は、脳の中にできた「血管のかたまり」のようなものです。

脳内の動脈と静脈が「血管のかたまり」(ナイダス)で直接つながっていて、大量の血液が流れています。

胎児期(出生前)から小児期にかけて発生することがほとんどで、成人以降に新たに発生することはほとんどありません。

 

どのような症状があるか?

AVMができただけではほとんど症状がありません。

でも、「血管のかたまり」であるナイダスが破れると脳出血やくも膜下出血を起こします(出血発症型)。

手足がひきつる発作の原因となっていることもあります(けいれん発症型)。

頭の片方が定期的に痛むという偏頭痛の原因になっていることもあります。

 

AVMが見つかったら、必ず治療を受けた方がよいか?

①破裂AVMの場合

くも膜下出血や脳出血で発症してAVMが原因と診断された場合、高率に再出血をしますので、できる限り治療を受けた方が望ましいです。

出血を起こした場合、最初の1年間は特に再出血の確率が高く(年間6.0-17.8%)、2年目以降は破裂をしていないAVMと同程度(年間約2%)になると言われています。

破裂をした場合でも、AVMが非常に大きい場合や脳の深い部分にある場合などは、血圧管理などの内科的な治療のみを行う場合もあります。

 

②未破裂AVMの場合

一度も破裂をしていないAVMは、破裂AVMと違って、出血する確率はそれほど高くありません(年間2%程度)。

 

どのような治療法があるか?

AVM治療には基本的に3通りの方法があります。

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①開頭手術によりナイダスを摘出する外科的摘出術

ナイダスを摘出しますので、出血を予防する効果が直ちに得られるのが最大の利点です。一方、開頭手術で脳に切開を加えますので、侵襲の高い治療です。

 

②カテーテルによりナイダスの中を固めてしまう血管内治療(塞栓術)

ナイダスの中を段階的に液体状の塞栓物質で固めていく方法です。小型のAVMでは血管内治療のみでも完全な治療を行うことができる場合がありますが、ある程度の大きさになると、血管内治療のみでは完全な治療とならないため、開頭手術や底放射線治療を組み合わせて治療を行います。

 

③放射線によりナイダスを閉塞する定位放射線治療

体に一切切開を加えない最も侵襲の小さい治療ですが、放射線を照射してから完全に閉塞するまでに半年から約1年程度の時間がかかります。小型のAVMでは放射線のみで完全な治療を行うことが可能ですが、血管内治療と同様、ある程度の大きさになると、放射線のみでは確実な治療とはならないので、開頭手術や血管内治療を組み合わせて治療を行います。

 

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【ラクナ・アテローム梗塞の場合】医療看護役立つフレーズ①

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

①今から至急で頭部CTまたはMRIを撮影してね

 

 

楽なやアテローム血栓性脳梗塞では、緊急入院して抗血栓薬による治療開始後にも症状が悪化する場合があります。

 

脳出血や出血性梗塞などの頭蓋内出血、または脳梗塞の再発や脳梗塞病巣の拡大などによる脳虚血の悪化などを考える必要があります。

 

入院中に麻痺などの神経症状が悪化したときは、出血か虚血の両方の可能性があるので緊急に頭部画像診断を行います。

 

 

例えば出血を起こしている場合に画像診断せずに虚血の進行と判断してしまって抗血栓薬を追加増量したりすると、非常に危険な状態になることは予想できますよね。

 

なので必ず画像診断が必要です!

 

 

ちなみに・・・

簡便で時間が短いCTを撮影すれば出血の有無はわかるので、まずはCTを撮影することをおすすめします。

 

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【心原性脳塞栓症の場合】医療看護で役立つ指示やフレーズ⑧

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

⑧神経症状が悪化するかもしれないから注意しててね

 

脳梗塞急性期の神経症状が悪化する原因には、脳浮腫による頭蓋内圧亢進や出血性梗塞、脳梗塞の再発、けいれん発作があげられます。

 

とくにrt-PA静注療法や血栓回収術後では出血性変化が出現する頻度が高いため、注意が必要です。

 

脳浮腫や出血性梗塞による神経症状の憎悪は一般的に原因となった脳梗塞の症状が悪化します。

 

初期の段階では麻痺、構音障害、失語、半側空間無視の悪化を認め、さらに重篤になると意識障害をきたします。

 

頭蓋内圧亢進によって脳ヘルニアを生じると、テント上の病変であれば瞳孔不動(病側の瞳孔が拡大)や対光反射の遅延または消失が見られます。

 

頭蓋内圧亢進が重度の場合は、開頭減圧術などの外科的治療を検討する必要があるので、神経症状の悪化を見逃さないように注意が必要です。

 

脳梗塞の再発に関しては、あらたな神経症状を呈することがあるため、病巣に関係なく神経症状を観察する必要があります。

 

脳梗塞急性期では、しばしばけいれんを生じることがあります。

 

けいれんが生じた場合には気道確保、酸素投与、点滴ルートの確保を行い、ジアゼパムを静注してけいれんを止めます。

 

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【心原性脳塞栓症の場合】医療看護で役立つ指示やフレーズ⑦

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

⑦血圧をしっかり管理しといてね(rt-PA静注の後)

 

脳卒中治療ガイドライン2015では脳梗塞の急性期では・・・

収縮期血圧>220mmHgまたは拡張期血圧>120mmHgの高血圧が持続する場合や、大動脈解離・急性心筋梗塞・心不全・腎不全などの合併している場合に限り、慎重な降圧療法を行うことを考慮してもよいとされています。

 

脳血流の自動調整機能破綻が関係しており、不用意に血圧を下げることで症状が悪化する恐れがあるためです。

 

rt-PA静注療法を行った場合は、投与時間以内の血圧高値が転帰不良と関連することはわかっています。

 

なのでニカルジピン、ジルチアゼム、ニトログリセリンの持続療法を用いて、

投与開始前は・・・

185/100mmHg以下

投与開始後は・・・

180/105mmHg以下にコントロールする必要があります。

 

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【心原性脳塞栓症の場合】医療看護で役立つ指示やフレーズ⑥

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

⑥安静度を拡大しといてね

 

安静度の拡大は、頭蓋内動脈や頸動脈の血管閉塞や狭窄の有無、神経症状の変動の有無、脳浮腫の有無によって判断する必要があります。

 

正常の脳組織なら、血圧が変動しても頭蓋内の脳の血流を一定に保つ自動調整機能をもっています。

 

しかし・・・

脳梗塞を起こした脳組織では自動調整機能が破綻してしまいます!!!

 

 

臥位の状態からいきなりギャッチアップを行うと血圧が低下して、脳血流が減少して神経症状が悪化する可能性があります。

 

頭蓋内動脈や頸動脈の閉塞・狭窄が場合には、ギャッチアップさせた状態で血圧や神経症状の変動がないかをきちんと確認しながら安静度を拡大する必要があるんです。

 

 

 

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