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ADCとは?ADCって何?【看護・医療用語】

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ADCとは?ADCって何?

apparent diffusion coefficienntの略語です。

日本語でみかけの拡散係数です。

 

ADCとは?って何?

MRIの撮影でDWI(拡散強調画像)とセットで使ったりします。

 

ADCはDWIと比べて定量的に評価が可能で、

T2強調画像の影響がない点です。

 

どういうことかって言うと、

急性期の脳梗塞で、DWIを撮影したときに白く写りますよね。

 

この白く写ったものが本当に脳梗塞かどうか怪しい場合に、

もし本当の梗塞だったらADCでは黒く写るんです。

 

計測時のb valueが正確である必要がありますが、

正確であれば磁場強度や撮像法の違いによる差が、

理論的にはないという大きな特徴があります。

 

なので、拡散について考察する場合にはDWIだけではなく、

必ずADCも検討する必要があるってことです。

 

 

 




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この記事を書いた人

はじめまして!

脳神経外科の病院で働いている現役放射線技師です。
20代後半で脳神経外科専門の病院に転職してきました。
当初、初めて聞く略語やカタカナ語で頭の中はパンク状態。

毎日仕事が終わって夜遅くまで参考書を使って勉強していました。
これから脳神経外科で勤める、または勤めてみたい医療スタッフの方は、おそらく同じような悩みを持つと思います。

少しでも不安を取り除くお手伝いができないかと思いブログを立ち上げました。
不定期ですがよかったらご覧ください。

好きな漫画:ワンピース
好きな音楽:ケツメイシ
好きな食べ物:天ぷら

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