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【心原性脳塞栓症の場合】医療看護で役立つ指示やフレーズ⑥

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指示受け時のフレーズ 医療・看護

⑥安静度を拡大しといてね

 

安静度の拡大は、頭蓋内動脈や頸動脈の血管閉塞や狭窄の有無、神経症状の変動の有無、脳浮腫の有無によって判断する必要があります。

 

正常の脳組織なら、血圧が変動しても頭蓋内の脳の血流を一定に保つ自動調整機能をもっています。

 

しかし・・・

脳梗塞を起こした脳組織では自動調整機能が破綻してしまいます!!!

 

 

臥位の状態からいきなりギャッチアップを行うと血圧が低下して、脳血流が減少して神経症状が悪化する可能性があります。

 

頭蓋内動脈や頸動脈の閉塞・狭窄が場合には、ギャッチアップさせた状態で血圧や神経症状の変動がないかをきちんと確認しながら安静度を拡大する必要があるんです。

 

 

 

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この記事を書いた人

はじめまして!

脳神経外科の病院で働いている現役放射線技師です。
20代後半で脳神経外科専門の病院に転職してきました。
当初、初めて聞く略語やカタカナ語で頭の中はパンク状態。

毎日仕事が終わって夜遅くまで参考書を使って勉強していました。
これから脳神経外科で勤める、または勤めてみたい医療スタッフの方は、おそらく同じような悩みを持つと思います。

少しでも不安を取り除くお手伝いができないかと思いブログを立ち上げました。
不定期ですがよかったらご覧ください。

好きな漫画:ワンピース
好きな音楽:ケツメイシ
好きな食べ物:天ぷら

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